ギャルコンプレックスから分かったこと
お久しぶりです、生きとしです。
いきなりですが、私はギャルに憧れています。
髪を明るめに染め、眉毛も明るめ、髪はアイロンバリ当て、着る服はタイト系、デコルテガン見せ…
しかしどんな努力をしようが本物のギャルにはなれない
過去が地味な女だった為によけい憧れは募ります。。。
そして気が付きました
おや、このコンプレックス拗らせてる感じなにかに似てる…
それはFTMです
憧憬による盲目さ、自身を対象に寄せていって結局テンプレート化してしまうということ
種類は違えど、一緒やん。
正直私はFTMが嫌いです。
感性が中学生みたいだし、変な女叩きをするし、めっちゃ眉間にシワを寄せて取るくせにsnowとかで顔面の下半身を猫とかにする感じが嫌いでした。
嫌いでしたが薄々「この引っかかる感じは同族嫌悪なんだろうな…」とは思っておりました。
そしてまさに発覚。
私の場合はギャルコンプレックスですが、類似点を説明していきたいと思います。
まず本物になれない葛藤
1番最初に気づいたのはこれ。
とりあえず形は完璧にしたものの、それって真似だけじゃん。
魂とバックグラウンドが違うじゃん。
じゃあ偽物じゃねーか。
まるで中国製のキティちゃんのような気分です…。
だからどんどん追いかけます。理想のギャルをならないとならないとと思っている内に自分を見失ってきます。どこかで見たことがある、自分ではないギャルになっていくんです。
次にコンプレックスから来る地味女叩き。
私はすっぴん女を見下してます。
ナチュラルメイクと称して綺麗になる努力もせずに素材を生かしてるんです顔して生きてる奴ら。
お前それただ芋いだけだから!!!!!!
と言いたくなるんです。こういう女に限って「女の子同士は疲れる~」とか女代表みたいな顔するの何なんでしょうね。
愚痴っぽくなってしまいましたが、なぜ、私は地味な女を批判するのか。考えた結果
地味女を叩いて自分の中の地味女だった時代から目を逸らしている
んですね。認めます。
私も過去芋女でした。
どっちかと言うと化粧もお洒落も嫌いで、小洒落る事なんて頭の軽い女がやる事だと思っていました。
でも、ファッションを楽しんでいる女の子にはひたすら憧れはありました
でも今更お洒落することが恥ずかしくて言い訳しながら生きてたんですね。
そんな過去を持っている私ですから
芋女の批判をすると自分がいい女だという悦に浸れるんです。
実際、綺麗な女性の方が正義ですし。
ただ、コレは人を批判して必死にコンプレックスにナイフを突き立てて、殺し、自分は違うと思い込んでいるだけの行為です。
Ftmでいうなら
「女は責任能力が無くてヒステリー、感情的になりやすくて扱いずらい」
という感情はあなたの中にある目を逸らしたい女性的な部分を批判して自分は違うと言い聞かせているだけ。
だと思います。
これね、きっと格好悪いし、誰も得しないじゃないですか。
私もこれから地味な女の人を見下すのは辞めます。私が見下していい存在じゃないし、見下すってなんやねんって感じやし書いてて恥ずかしくなってきました。ごめんなさい。いままで本当にすみませんでした。
最後にジャンルの違いを理解する
実は私のまわりには結構ギャルの友達多いです。
ギャルっていうか、男遊びも、見た目も派手めな人たちなのですがなんかギャルじゃない。なんだ、コイツらは何なんだと思っておりました。すると
あ、コイツらヤンキーや
という事になったんですね。
つまりジャンルが違ったんですね。
地元の友達は全員マイルドヤンキー気質です友達のことツレ、とか言うし、彼氏のことファースト、とか言います。浮気相手はセカンドって言うらしいです。
私もじゃあヤンキーでいいや、と思いました。自分のスペックを考えて生きやすいのはヤンキーです。
しかも私に至っては少し考えが古いタイプなのでスケバンです。
いや、本当に簡単なことなんですけど自分がジャンルに近づくんじゃなくて近しいジャンルを探した方が早い。
ですね、ほんと。
じゃなきゃ、自我が崩壊していきます。
コンプレックス、克服していきましょうね。
今まで、避けて来た人とか、嫌いになった人にも少し優しく出来る気がします。
おわり。